社員研修で従業員のメンタルを強化するには?

まずは不安を定義する

昨今はうつ病になる社会人が増加しているため、企業側が率先して「メンタルヘルスセミナー」と題した社員研修を行う傾向があります。では従業員のメンタルを正常に保つことを目的とした社員研修を実施する際は、どのようなカリキュラムにすればよいのでしょうか。

レクチャーすべきことは、仕事が原因で生じた不安を解消するやり方です。最初は小さかった不安を解消することができずに、大きな不安に膨張させてしまってうつ病になるケースが多いからです。そもそも不安というのは、仕事が順調に進まないときに感じるものです。仕事がスムーズに進行しているときに不安を感じる可能性は低いですし、目の前の仕事に完全に没頭するフロー状態になると、不安を感じる余裕はまったくなくなります。

不安を自転車に例える

「プレゼンでミスしたらどうしよう」「こんな業務改善案を出したら、上司にボロクソ言われるんじゃないか」「今年度は会社の業績が悪い。いつか自分はリストラされるんじゃないか」こうした仕事にまつわる不安は任された仕事に集中することで解消することができます。不安というのは、行動することで霧のように引いていくのです。

社員研修では自転車を例に挙げて説明すれば、受講者に伝わりやすいでしょう。自転車を漕がずにバランスを取るのはとても難しく、不安を感じるものですが、漕ぎだしてしまえばバランスを取るのは簡単ですよね。行動して前に進むことは、不安を解消する特効薬なのです。さらに実際に手を動かせば、任された仕事も片付いていくわけですから一石二鳥だといえます。社員研修では、不安感に惑わされずに仕事に取り組むことの重要性をレクチャーしましょう。

社員研修は企業が従業員に行う研修です。必要な知識や技術を集合研修やOJT、外部研修など様々な方法で習得してもらい企業に必要な人材を育成をします。社員のレベルに応じ、新人研修やリーダー研修などがあります。